アサギマダラもいる「焼津アルプスの秋」を楽しみましょう
緊急事態宣言も解除され、焼津アルプスの山歩きも楽しい季節になりました。
10/9には「秋の草木や展望を楽しむ高草山ウオーク」に焼津アルプス愛好会のみなさんと歩いてきました。その高草山の様子を紹介します。
10日の静岡新聞に「安倍ごころのフジバカマにアサギマダラが飛来」という記事があり、12日には「川根小にアサギマダラが飛来」という記事がありました。
実は焼津アルプスにもアサギマダラが飛来していますよ。
6月からアサギマダラを見ています。
花沢の里から鞍掛峠方向に5分ほど上がった沢の右にあるフジバカマに来ています。
花沢里観光駐車場からから歩いて30分くらいですから行ってみてください。
では、「秋の草木や展望を楽しむ高草山ウオーク」の様子を紹介します。
夏ような暑さには参りましたが、快晴の中楽しく歩くことができました。
今回歩いたコースは、花沢里観光駐車場から石脇に向かう道を通って石脇登山口から石脇コースです。下りは鞍掛峠コースで花沢の里観光駐車場に戻ります。
野秋集落横にある畑ではお茶の花がたくさん咲いていました(写真1)。
花沢城址横を過ぎ石脇に向かいます。
早生ミカンが黄色く色づいていました(写真2)。
民家の角にある2cmほどのシナノガキも色づき始めていました(写真3)。
10数分で石脇登山口に着きます(写真4)。
この「石脇コース」は、高草山へ登るコースとして最も早く整備されたコースです。
最近はこの山道を通らず舗装された農道を通る人が増えています。
曲がりくねった農道より尾根を通る山道の方が早いし、土の道がいいと思うのは私だけでしょうか。
途中農道を横切り日陰で休んでいるとマキの木を見つけました。
紫色に熟したマキの実を食べました(写真5)。
懐かしい味がし甘くて美味しかったです。
60歳以下の人は食べたことのない人が多いでしょうね。
その先にはカラスウリが色づいていました(写真6)。
東側を見ると、来月歩く予定の焼津アルプス東尾根が見えています(写真7)。
徐々に高度を上げ展望が開けてきました。
焼津市東側を展望すると焼津港や駅周辺のビル群などが見えます(写真8)。
3の字を描いている高速道路や新幹線もよく見えます。
坂本Aコース分岐を過ぎると最後の急登です(写真9)。
高草山では一番辛いところかもしれません。
一番展望の良い坂本Bコース分岐で休んだらあと255mで頂上です。
約2時間で高草山の山頂に着きました。
この日は富士山は頭だけ少し見えます(写真10)。
駿河湾や伊豆半島は見えますからよしとしましょう。
みなさん緊急事態宣言が解除されるのを待っていたのでしょうか、高草山[501m]山頂は大変賑やかです(写真11)。
私たちも日陰を探し昼食休憩です。
山頂北側にはアザミがまだ咲いていました(写真12)。
南側にはツリガネニンジンがたくさん咲いていました(写真13)。
下りは鞍掛峠コースで下山です。
このコースは日陰で、しかも下りなので暑くなくていいです。
大ベラ山を過ぎ、13時過ぎに鞍掛峠に下りました(写真14)。
あとは花沢の里に下るだけです。
途中の沢付近には最近フジバカマを移植してあります。
そこにはアサギマダラが1匹飛来していました(写真15)。
13時半過ぎ、鞍掛峠コースの登山口に着き花沢の里集落を通って行きます(写真16)。
歩いていた時間は3時間、休憩昼食を入れて5時間の山歩きを楽しみました。
みなさんもいろいろなコースから焼津アルプスを歩いてください。
1人では歩けないと言う方は 「 meet's ヤイヅ 」の[遊ぶ]に焼津アルプス3山の山歩きがあります。
活用してください。
観光ボランティア 塩谷