中里区居場所「カフェ里」 身近な仲間が学び・交流する場を地域で作ろう♪
~輝く焼津人★魅力人!~ 紹介シリーズ 第2弾
焼津市中里に地域の温かな交流の場を作ろうと奮闘している方たちがいます。
その名も、中里区居場所「カフェ里」。
地域に住む誰もが健康で身近な仲間が支え合い、安心して生活できる地域づくりを目指した交流の場です。
代表の松永哲雄さん、事務の朝倉清さんにお話を伺いました。
「カフェ里」は月に1度、開催されています。
10月28日に「カフェ里」が開催されると伺い、会場の中里会館を訪問しました。
今回は、静岡県唯一の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている焼津市の「花沢の里」について、”居ながらふる里探訪”ということで、「やいづ観光案内人の会」ガイドを講師に招いての講座でした。
「花沢の里」は中里地区の近くですが、意外と知らない地元の魅力を再発見しようと、今回、このテーマで開催したそうです。
歴史や自然、見所たっぷりの花沢の里講座に、皆さんメモを取るなど熱心に話を聞いていました。
高齢者の方を中心に、月に1度のこの「カフェ里」を楽しみにしている地元の方は沢山いらっしゃるそうです。
中里区居場所「カフェ里」は、これまでにも色々な活動をしてきました。
時には、体操で健康づくりをしたり・・・
子どもたちと触れ合ったり・・・
芸能大会をしたり。他にも漫談や落語、音楽、手品など。
毎回、趣向を凝らした楽しい催しをしているそうです。
「カフェ里」を始めたきっかけは、少子高齢社会の進展。
地元の老人クラブが解散したこともあり、地域の人々の交流の場を求める声が高まり、先進地区の視察を経て、平成27年7月から始まりました。
5年余りで延べ利用者は約2000名。男性の参加者も多いのが特色だそうです。
学びのメニューの他、おしゃべりタイムには参加者同士の四方山話に花が咲きます。
気軽に学び、おしゃべりできる場となっています。
運営は10数人がボランティアとして携わっています。
会員制ではなく、毎月、開催内容を中里地区の回覧でお知らせし、その時に参加したい方が100円の茶菓子代を払って参加します。
中里区居場所「カフェ里」では、今後、こどもからお年寄りまで世代を超えた交流の場の創出、長期的な会運営に向けた人材の育成・発掘、他の地縁コミニュティ団体との連携による運営体制の整備を目指しているそうです。
焼津市が輝くまちとなるためには、このような地域の温かな居場所作りもとっても大切ですよね。
こんな素敵な取り組みが市内各地に、そして全国にも広がり、温かな交流の場が沢山生まれれば、と思います。