10/28(土)「小川港さば祭り」の楽しみ方
焼津移住ミュージシャンの湯~イチです。
今週末10月28日(土)は、焼津3大港祭りの1つ
が開催されます。
目玉
は何と言っても

先着1万名に振る舞われる
「さば無料試食」
ほかにも水産品の即売や、ステージイベントなど催しが色々あります。
僕、湯~イチも新曲の「サバサンバ」を歌います

この記事では、小川(こがわ)さばの魅力についてお伝えします!
インターネット放送「やいづTV」でも紹介しましたので、そちらもぜひ御覧ください。
静岡はサバ漁獲量が全国4位なのに、消費量は…?
サバにも色んな種類がある
焼津には3つの漁港
焼津市には3つの漁港があります。
焼津港…日本一の遠洋漁業基地
漁獲高、総漁獲量とも国内1位2位を争う焼津港は、遠洋漁業の基地として、カツオ、マグロが水揚げされており、いずれも日本一の水揚げを誇ります。
大井川港…桜えび、しらすの水揚げ
焼津市の南岸、旧大井川町の大井川河口近くにある大井川港では、駿河湾のみで漁が行われている桜えび、そして、同じく駿河湾の特産品しらすの水揚げが行われています。
小川港…サバを中心とした新鮮な近海もの
焼津港の南に隣接する小川港は、沿岸漁業や沖合漁業の基地となっており、サバの水揚げが中心となっています。
静岡はサバ漁獲量が全国4位なのに、消費量は…?
近海物のサバは、太平洋沖が良い漁場とされており、静岡県沖の漁獲量は、茨城、長崎、千葉に次いで全国4位だそうです。
都道府県別 サバ漁獲量ランキング
- 茨城県 13万8800トン
- 長崎県 6万6900トン
- 千葉県 4万1200トン
- 静岡県 3万9200トン
- 島根県 2万8100トン
そんな静岡県のサバを水揚げしているのが、沼津港と小川港です。
静岡県の漁港別 サバ水揚量
- 沼津港 1万8900トン
- 小川港 1万2600トン
しかし!!
私たち静岡県民は、近海物の新鮮なサバを食べれる環境ににもかかわらず、サバの消費量は…?
全国22位だそうです。
残念すぎる!!
サバにも色んな種類がある
春から夏にかけてスーパーなどで売られるサバの切り身は、くっきりと縞模様があると思います。
このシマシマ模様のサバは、北大西洋産の「ノルウェーサバ」です。
日本で食用で消費されるサバの約半数は「ノルウェーサバ」だと言われています。
国内で水揚げされるサバは、主に「マサバ」と「ゴマサバ」の2種類
マサバの旬は2月
マサバの模様は、背中がまだら模様、お腹は真っ白です。
マサバは日本の近海を、春に北上し、秋から冬にかけて南下します。
寒くなって南下してくるマサバは脂が乗っていて美味しいと言われます。
小川港では、2月~4月の間、マサバ漁が行われており、2月の初め、虚空蔵山のお祭りの前のマサバが一番美味しいと言われています。
ゴマサバの旬は10月から
ゴマサバは、お腹にも薄くまだら模様があり、マサバ漁が行われない5月~1月の間漁が行われます。
ゴマサバはマサバよりも小さいですが、寒くなると脂が乗って美味しくなります。
つまり、秋から冬に向かう今が、サバの一番美味しい時期なのです!
過酷なサバ漁
サバ漁は、朝10時に港を出発し、6時間半かけて伊豆諸島の漁場に向かいます。
そして、夜の間操業し、翌朝、港に戻って来るという、丸1日がかりのハードスケジュール
しかも、マサバ漁は、漁師の方が1本ずつタモ網を持って、餌と集魚灯に集まってきたサバを、すくい取るという過酷な労働。
16~17人の漁師さんが、1日で30~40トンすくい上げるということですから、
1人で2トンものサバを海から船に引き上げるんです。
ちなみに、ゴマサバ漁は、棒受網漁という漁法が用いられています。
小川サバのブランドを広めよう!
小川港では2隻のサバ漁船が在籍しています。
昭和50年代は34隻もあり、漁獲量も当時と比べると5分の1ほどに減ってしまいましたが、
近年、40年ぶりに新しい漁船を導入し、小川サバのブランドを高めるために尽力しています。
最高の鮮度を味わえる船上〆めサバ
サバは足が速い、つまり傷みやすく、鮮度が長持ちしにくい魚です。
ですから、国内の各漁港では、鮮度の良いサバを味わってもらうために様々な工夫をしています。
そんな足の早いサバを最も美味しくいただけるのは、
釣り上げてすぐ、船の上で活け〆めすること。
とはいえ、超重労働のサバ漁師さんが、
船の上で1匹ずつ活け〆するなんて・・・
船の上で1匹ずつ活け〆するなんて・・・
普通はムリです。
しかし、そんな夢のような新鮮なサバを、小川漁協が実現しました。
それがこちら
船上活〆さばシリーズ
2014年のさば祭りで販売したところ大変好評でした。
そこで漁師さんたちも販売の店頭に立って、お客さんが喜ぶ生の声を聞き、俄然やる気が出たそうです。
そこで漁師さんたちも販売の店頭に立って、お客さんが喜ぶ生の声を聞き、俄然やる気が出たそうです。
商品は
マサバを使った「さば粕漬け」
ゴマサバを使った「さば味噌漬け」「さば干物」
いずれも貴重な商品ですが、とくに「さば粕漬け」は数量限定!
さば祭りで買えるので、ぜひ売り場にお立ち寄り下さい!
さば祭りで買えるので、ぜひ売り場にお立ち寄り下さい!
もっと手軽に食べれる「さばチキン」
さらに小川漁協では、もっと手軽に食べれるオリジナル商品を開発しました。
それが解凍するだけで、そのまま食べれる「さばチキン」
さばチキンは加熱済みで、骨もないので、サラダに入れたり、ご飯に混ぜたり、ツナ缶のように手軽に使えます。
ほんのりとした自然な塩味と、サバのしっとりした脂身がマッチして、とても美味しいですよ。
もちろん、こちらもさば祭りで買えますし、
さばチキンを使ったベーグルサンドやクラムチャウダー風のスープも販売していますよ。
さば祭りは10月28日 朝9時から午後2時まで
さば祭りでは他にも焼津の様々な水産加工品をはじめ、色んなお店が出店しています。
また、ステージでも様々な催しが開催されますので、ぜひぜひ会場に起こし下さい!
さばの無料配布は1万人限定、早い者勝ちですよ!!
【参考】